ご挨拶
塾長あいさつ
私は1995年1月大阪市内で、阪神淡路大震災を経験しました。幸いにも家族には大きな被害はありませんでしたが、それまでの人生で経験したことのない出来事を目の当たりにし、私の人生観が一変しました。
何のために働くのか、何のために生きていくのか、自分の存在意義とは何か、自分の生き方を半年以上悩んだ結論として、「教育事業を通して、子ども達が自分の能力を自らの力で伸ばし、夢を実現できる人財に育成すること」を生涯の仕事にすることでした。
そうして1995年12月に城東区に個別指導塾を開校しました。
そこからの20年の塾経営を通して、勉強が得意な生徒は環境さえ整えば、講師先生や教材に依存することなく、自分の能力を伸ばすことができることに気づきました。しかし、勉強が苦手な生徒は、環境だけでなく、その生徒に適した教材や問題、難易度などを選んであげる必要があること、そして寄り添って声かけをしながら伴走してくれる人が必要であることも学びました。
ところが、従来型の個別指導塾では講師のスキルやコスト面から、勉強が苦手な生徒にサポートを充分に行うことができませんでした。
それならば、それらの課題を克服した「勉強が苦手な生徒のための塾」を作ることを決め、2015年9月に生野区に個別指導塾セブンアワーズを開校しました。
開校以来、環境の整備・学習内容/レベルの選択、そして声かけを徹底すれば、勉強が苦手でも、成績を上げられることを証明してきました。中には定期テストの点数が4倍になるという、ふつうでは経験できない成功体験をした生徒もいます。このような成功体験の積み重ねが生徒の自信となり、様々なことにもチャレンジする積極性も生まれてくることもたくさん見てきました。
このことが、生徒達にとって「夢を実現できる人財」への第一歩だと信じています。
皆様のご支援のお陰で「勉強が苦手な生徒のための塾」は地域に根ざすことができました。
近年では新規ご入会のうち、ご兄弟姉妹もしくは紹介からの入会が全体の8割を占めるようになりました。
2022年からは、勉強が苦手な生徒に共通する字が暴れる生徒のためにペン習字教室もスタートさせました。
2023年度からは、なんらかの理由で学校や塾に通えていない生徒のための自宅学習支援にも力を入れていく予定です。
これからも、生徒一人ひとりに寄り添い、生徒達の未来を創造する塾として、さらに努力して参る所存です。
今後とも、ご支援いただけますよう宜しくお願い致します。
令和5年4月
個別指導塾セブンアワーズ
代表 作間 邦昭