仕事でも勉強でもスポーツでも、”できる人”の共通点は「自分で考え、決断し、行動する」ということです。
社会人になって、指示待ちの人、暴走する人の共通点は
「決断できない」ことにあると思います。
子どものころから「自分で考えなさい!」とは言われますが
「自分で決断しなさい」という指導はあまりありません。
大人になっても自分で決断できない人が多いのは教育の問題かもしれません。
決断力を養うためには、情報収集力、観察力、推察力等の状況判断能力も養わなければ、
間違った判断をし独りよがりの暴走者になってしまう危険性がありますが、
今の学校教育ではここまで踏み込んだ指導は困難なのかもしれません。
また、「判断」ではなく「決断」としているのは、何かをすると決めたら、
何かを断たなければ実行できなと考えているからです。
「今日から勉強を頑張る!」と言う子ども達には「何をやめるか」ということを決めさています。
昨日までの生活の中に、新たに1時間の勉強時間を追加するためには、昨日までしていた何かをやめなければ1時間を作り出せないからです。
当たり前のことなのに、やることは決められても、やめることはなかなか決められません。
ゼロにする必要はありませんが、ゲームの時間を減らす、LINEの時間を減らすことは、
子ども達にとって一大決心のようです。
逆に言うと、心を決めれば決断できるということです。