【日本の美しい言葉】「雪待月」から「雪月」へ。冬の情景を楽しむ言葉たち

みなさん、こんにちは。 カレンダーもいよいよ最後の一枚となり、12月に入りましたね。

本格的な冬の到来です。地域によっては、もうすでに雪景色が広がっているところもあるようです。 雪かきや交通機関の遅れなど、生活する上では大変なことも多い雪ですが、やっぱりそのシーズン最初の「初雪」が降ると、なんだか心が躍るような、嬉しい気持ちになりますよね。

今日は、そんな今の季節にぴったりの「雪にまつわる美しい日本語」についてお話ししたいと思います。

■ 11月は「待つ」月、12月は「在る」月

皆さんは、昔の月の呼び方(異名)をご存知ですか?

実は、かつての日本では、

  • 11月=雪待月(ゆきまちづき)

  • 12月=雪月(ゆきづき)

と呼ぶことがあったそうです。 「もうすぐ雪が降るかな」と待ちわびる11月から、雪が風景の一部になる12月へ。 昔の日本人が、雪に対して深い関心を持ち、季節の移ろいを大切にしていたことが、この名前からも伝わってきますね。

■ 音で感じる雪景色

日本語には、雪の様子を表す「オノマトペ(擬音語・擬態語)」がたくさんあります。 言葉を聞くだけで、その情景が目に浮かぶのが日本語の面白いところです。

  • 「しんしん」「ちらちら」 静かに雪が空から舞い降りてくる様子。窓の外を眺めている静寂な時間がイメージできます。

  • 「さくさく」 まっさらな新雪に足を踏み入れた時の、あの心地よい感触と音。

  • 「キュッキュッ」 雪を踏みしめた時の音。寒さが厳しく、雪が締まっている様子が伝わります。

皆さんはどの音が好きですか? 私はやっぱり、誰も歩いていない雪の上を歩くときの「さくさく」という音が大好きです。

■ 雪にはいろんな表情がある

一言で「雪」と言っても、降り方や時期によって呼び名が変わるのも趣深いですよね。

  • ぼたん雪・わた雪:ふわふわとした大きなかたまりの雪。

  • 粉雪(こなゆき):さらさらとした細かい雪。

  • ベた雪:水分を多く含んだ重たい雪。

  • ドカ雪:一気にたくさん積もる雪。

  • 根雪(ねゆき):春まで解けずに残る雪。

そして、冬の終わり頃に降る最後の雪を**「忘れ雪」「なごり雪」**と呼びます。 「なごり雪」と聞くと、春が来る喜びと同時に、去りゆく冬への少しの寂しさも感じて、とても情緒的な響きがします。

■ 暖かくして冬を楽しもう

「雪待月」を経て、私たちは今「雪月」の中にいます。 寒い日が続きますが、ふと空を見上げた時に雪が舞っていたら、昔の人が感じたような季節の風情を思い出してみてください。

外出の際は、風邪を引かないように暖かい格好でお出かけくださいね。 今年の冬も、皆さんにとって素敵な季節になりますように。

生野区北巽駅から自転車4分の個別指導塾 「セブンアワーズ」 は、小学生から中学生・高校生まで、幅広い学年に対応している個別指導塾です。

特に、勉強が苦手な生徒・学習習慣がなかなかつかない生徒・発達に凸凹がある生徒・学校に行きづらい生徒など、今の状況に困っている生徒へのサポートに力を入れています。

このホームページでは、北巽駅から南巽駅周辺で塾をお探しの方に、「セブンアワーズ」がどのような塾かをご紹介しております。